「XMとIFCの間でどちらを選ぶべきか迷っています。」
「XMとIFCの取引手数料やスプレッドを比較して、どちらがより低いコストでトレードできるのか知りたいです。」
「XMとIFCって出金できますよね」
XMもIFCMarketsも10年を超える運営実績のある海外FX業者です。
どちらも長年積み上げた信頼のおける業者ですが、トレーダーにとって最適な取引環境だと言えるのはどっちなのか気になりますよね!
そこで今回は
- XMとIFC Marketsを運営している会社の実態
- 取引環境や特典の比較
- XMが向いている人、IFC Marketsが向いている人
など、ボーナスや口座スペックなど項目ごとに比較してみました。XMとIFCで迷っている方は、参考にしてみてください。
XM・IFC Marketsの運営会社の実態
以下がXM・IFC Marketsの運営会社情報です。
運営会社 | Tradexfin Limited | IFCMARKETS.CORP. |
設立 | 2009年6月19日 | 2006年 |
所在地 | 12 Richard & Verengaria Street Araouzos Castle Court, 3rd Floor,3042 Limassol, Cyprus | 2nd Floor, 145-157 St John Street EC1V 4PY,London, UK |
電話番号 | +357 25820344 | 0120-963-965(英語のみ) |
資本金 | 3億6000万ドル (約400億) | 非公開 |
従業員数 | 世界各国に200名以上 | 非公開 |
主な信託先 | 非公開 (欧州の優良銀行) | AIG Europe Limited |
ライセンス | セーシェル(FSA) 番号:SD010 | 英国領バージン諸島金融サービス (BVIFSC) 番号:No.SIBA/L/14/1073 |
XMが14年・IFC Markets17年の実績ですか!!
最低でも6年以上の実績があれば信頼性が高いといわれていますよ
XMもIFCMarketsも世界各国に子会社がある海外FX業者です。
日本人向けに提供されているサービスはどちらの業者も子会社が運営を行っているので、本社のシステムとは少し異なる部分もあります。
取引環境の比較早見表
詳細を比較する前にXMとIFCMarketsの取引環境を早見表にまとめてみました。
口座 | ・スタンダード口座 ・マイクロ口座 ・KIWAMI極口座 ・ZERO口座 | ・スタンダード口座 ・マイクロ口座 |
ボーナス | ・口座開設 ・入金 ・XMP | 最大7%のフリーマージン |
ツール | MT4・MT5・XMアプリ | MT4・MT5・NetTradeX |
取引方式 | NDD(STP・ECN) | NDD方式(STP・DMA) |
銘柄 | 通貨ペア:55種類 CFD:45種類 仮想通貨:31種類 | 通貨ペア:49種類 CFD:47種類 仮想通貨:3種類 |
株式 | 取引不可 | 472銘柄 |
最大レバレッジ | 1000倍 (ZERO口座は500倍) | 400倍 |
ロスカット | 20% | 10% |
スプレッド | 狭い~やや広い | 広い |
取引手数料 | ZERO口座 1ロット往復10ドル | 株取引:1株0.1%~0.25% |
最低入金額 | $5,00(USD)相当 | 500円~ (入金方法による) |
最小注文数 | 0,01ロット (10通貨) | 0.001ロット (100通貨) |
入出金方法 | ・銀行送金 ・クレジット/デビット ・bitwallet ・STICPAY ・BXONE | ・銀行送金 ・クレジット/デビット ・bitwallet ・Skrill ・bitcoin |
法人口座 | 非対応 | 対応 |
XMはシンプルで理解しやすいのですが、IFC Marketsは口座の種類やプラットフォームの組み合わせが多く選ぶのが少し大変です。
株式を除くと取扱い通貨ペア・銘柄はそこまで差はありません。
NDD方式は分かるけどDMA方式って何ですか?
ディーラーを介さない電子的なシステムのことですよ
DMA方式とは?
市場価格で注文を約定する電子システムのこと。ラストルック(約定確認)がないカバー先で取引をするので他のNDD方式よりも約定スピードが速いのが特徴。
ただ、XMも約定スピードは注文の99.35%が1秒以内に約定されていて早いです。
このようにひとつずつ項目別に比較をして、特徴や強みから本当におすすめできる方を選んでいきましょう!
XMとIFCMarketsの比較
XMとIFC Marketsを項目別に比較していきます。
自分のトレードスタイルや希望している条件と合うかどうか比べながらどちらの業者の方がメリットが多いのか判断してください。
ライセンス・資金管理
XMもIFC Marketsも日本向けサービスにライセンスを取得し運営を行っています。
どちらも強い効力を持っているライセンスではありませんが、ボーナスやレバレッジ提供のためにあえて緩めのライセンスを取得しているだけなので心配はありません。
ライセンス | Seychelles Financial Service Authority | British Vergine Islands Financial Services Commission |
日本語名 | セーシェル金融庁 | イギリス領バージン諸島金融サービス委員会 |
公式 | FSA | BVIFSC |
緩めのライセンスってなんですか?
取得のために必要な資産や従業員数・事務所などの制限が緩いってことですよ
どちらもマイナーライセンスですが、一定レベルの安全は保証されているのでまったくライセンスがない業者よりも断然安心です。
ただ信託保全はXMにもIFCMarketsにもありません。
資金の管理方法
XMもIFC Marketsもトレーダーの資金は分離管理で保管しています。
運営資金と分けて管理がされていても、倒産などの万が一の時の保証がないので戻ってくると断言することができないのがデメリットです。
でもIFC Marketsは専門職業人賠償責任保険(AIG保険)に加入しているのでXMより1歩リードしています。
IFC Marketsはしっかり外部で資金が保護されていますが、XMも過去にトレーダーの資金を保護した実績があるので信頼できる業者であることには違いありません。
どちらも10年以上の運営実績があることからライセンスや資金管理方法については、過度に心配しなくても大丈夫です
取引口座の種類とスペック
XMは以下の3つの口座から選んで取引をすることができます。
スタンダード口座 | マイクロ口座 | KIWAMI極口座 | ZERO口座 | |
通貨ペア | 55種類 | 55種類 | 55種類 | 55種類 |
CFD銘柄 | 45種類 | 45種類 | 45種類 | 45種類 |
貴金属 | 5種類 | 5種類 | 5種類 | 5種類 |
ボーナス | ・口座開設ボーナス ・入金ボーナス ・XMP | ・口座開設ボーナス ・入金ボーナス ・XMP | ・口座開設ボーナス | ・口座開設ボーナス |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 |
初回最低入金 | $5,00(USD)相当 | $5,00(USD)相当 | $5,00(USD)相当 | $5,00(USD)相当 |
1ロットの通貨量 | 10万通貨貨 | 1000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最小注文数 | 0,01ロット (1,000通貨) | MT4:0.01(10通貨) MT5:0.1(100通貨) | 0,01ロット (1,000通貨) | 0,01ロット (1,000通貨) |
最大注文数 | 500万通貨 (50ロット) | 10万通貨 (100ロット) | 500万通貨 (50ロット) | 500万通貨 (50ロット) |
手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 1ロット往復10ドル |
XMでは1アカウント8個まで口座を保有することができます。
ボーナスよりコスト重視ならZERO口座ですよね!
低リスク重視ならマイクロ口座、基本が理想ならスタンダード口座がおすすめですよ
IFCMarketsは口座の種類は2つですが、プラットフォームによってスペックが違うので選ぶときはよく見比べなければいけません。
スタンダード口座
通貨ペア | 49種類 | 49種類 | 49種類 |
貴金属 | 6種類 | 6種類 | 6種類 |
株式指数 | 14種類 | 14種類 | 14種類 |
株式 | 472種類 | 472種類 | 472種類 |
コモディティ エネルギー | 20種類 | 20種類 | 20種類 |
ETF | 4種類 | 4種類 | 4種類 |
仮想通貨 | 3種類 | 3種類 | – |
スプレッド | 固定 | 変動 | 固定・変動 |
レバレッジ | 200倍 | 200倍 | 200倍 |
最低取引量 | 10,000通貨 0.1ロット | 10,000通貨 0.1ロット | 10,000通貨 0.1ロット |
初回最低入金 | 100,000円 | 100,000円 | 100,000円 |
マイクロ口座
通貨ペア | 49種類 | 49種類 | 49種類 |
貴金属 | 6種類 | 6種類 | 6種類 |
株式指数 | 14種類 | 14種類 | 14種類 |
株式 | 472種類 | 472種類 | 472種類 |
コモディティ エネルギー | 20種類 | 20種類 | 20種類 |
ETF | 4種類 | 4種類 | 4種類 |
仮想通貨 | – | 3種類 | – |
スプレッド | 固定 | 変動 | 固定・変動 |
レバレッジ | 400倍 | 400倍 | 400倍 |
最低取引量 | 100通貨 0.01ロット | 100通貨 0.01ロット | 100通貨 0.01ロット |
初回最低入金 | 500円 | 500円 | 500円 |
IFCMarketsでは8パターンから口座を選ぶことになります。
8パターンもあるとわからなくなりますね…
固定スプレッドはすごく広いから口座とプラットフォームを選んだらあとは変動スプレッドにすればいいですよ!!
要するにIFCMarketsではそもそもMT4は特にメリットがなく、MT5またはNetTradeXから選択することになります。
海外FX初心者の人や裁量トレーダーにはMT5、上級者にはNetTradeXがおすすめです。
レバレッジと制限
海外FX業界の平均レバレッジが500倍なのに対し、XMは最大1000倍とハイレバレッジ・IFC Marketsは最大400倍と平均以下の設定になっています。
ハイレバレッジなら投資資金を抑えて利益を出すことができますが、損失となった時のリスクも高くなるのでよく考えてレバレッジを設定してください。
レバレッジ制限
XMにもIFC Marketsにも口座残高によってレバレッジ制限がかかるシステムがあります。
【XMのレバレッジ制限】
口座残高 | マイクロ口座 スタンダード口座 | ZERO口座 |
500円~200万円 | 1000倍 | 500倍 |
200万円~1,000万円 | 200倍 | 200倍 |
1,000万円以上 | 100倍 | 100倍 |
XMのレバレッジについて詳しく知りたい方は、関連記事「XMのおすすめレバレッジは?利益の計算や制限・変更のやり方まで解説」にて詳しく紹介しています。
【IFCMarketsのレバレッジ制限】
マイクロ口座 (ビギナー口座) | 500,000円以上で取引ができなくなる |
スタンダード口座 | 500万円以上で100倍に制限 |
スタンダード口座 | 1000万円以上で50倍に制限 |
マイクロ口座・NetTradeXのビギナー口座は残高が500,000円になった時点で一切の取引ができなくなってしまうので注意が必要です。
XMとIFC Marketsのスタンダード口座は金額に応じて段階的に制限がかかります。
ボーナス・キャンペーン
口座開設・入金ボーナス・ロイヤリティプログラム(XMP)とバランスよくボーナスが提供されているXMに対して、IFC Marketsはボーナスがありません。
代わりに受け取れるのがフリーマージンです。
利息率
取引ロット条件 | 利息率(年利) |
10ロット以下 | 0% |
10ロット~30ロット | 1% |
30ロット~50ロット | 2% |
50ロット~70ロット | 4% |
70ロット以上 | 7% |
条件となる取引ロットは決済済みのものが対象となり算出されます。
スワップフリーやイスラム口座はフリーマージンキャンペーンの対象外なので利息がつくことはありません。
利息キャンペーンの重要事項もまとめておきます。
- 利息は使われていない資金+フリーマージンに対して付与
- 利息率は月の取引ロット数によって決定
- 利息は毎日0:00 CETに計算され貯まり月末に口座反映
利息は特に制限なく自由に使えますよ
XMのボーナス・キャンペーンについてもまとめていますので、気になる方は、関連記事「XMのボーナス完全版!受取・消滅・再登録などすべて解説」を、チェックしてみてください。
平均スプレッド・取引手数料
全体的に評判がいいXMですが、スプレッドは他社と比べて広めであることがデメリットになっています。
それでもXMのZERO口座の平均スプレッドはIFC Marketsよりも狭くなっていました。
IFC Marketsの固定とXMのスプレッド比較
固定スプレッド | スタンダード・マイクロ | ZERO口座 | |
USD/JPY | 1.8pips | 1.6pips | 1.1pips |
EUR/JPY | 2.5pips | 2.5pips | 1.2pips |
GBP/JPY | 5.5pips | 3.3pips | 1.9pips |
EUR/USD | 1.8pips | 1.6pips | 1.1pips |
GBP/USD | 3.0pips | 2.1pips | 1.3pips |
AUD/USD | 2.0pips | 2.5pips | 0.3pips |
IFC Marketsの変動とXMのスプレッド比較
変動スプレッド | スタンダード・マイクロ | ZERO口座 | |
USD/JPY | 1.5pips | 1.6pips | 1.1pips |
EUR/JPY | 2.5pips | 2.5pips | 1.2pips |
GBP/JPY | 5.2pips | 3.3pips | 1.9pips |
EUR/USD | 1.3pips | 1.6pips | 1.1pips |
GBP/USD | 3.3pips | 2.1pips | 1.3pips |
AUD/USD | 2.0pips | 2.5pips | 0.3pips |
固定スプレッドはXMの口座よりもスプレッドが広いです。
変動スプレッドになるとスタンダード口座・マイクロ口座に勝てる通貨ペアが出てきますが、ZERO口座よりも狭いスプレッドはありませんでした。
コスト重視の僕には無理がありますね…
IFC Marketsはスプレッドが広いからスキャルピングにも向かないですね
入金・出金
XMもIFC Marketsも豊富な入出金方法があるので便利です。
入金方法
銀行送金 | ・口座ごとに指定の銀行へ振り込み ・30分~1時間で着金 (1万円未満の入金は手数料980円) | ・表示の銀行口座へ振込み ・24時間以内に着金 (銀行へ支払う手数料のみ) ・最低入金額10,000円 |
クレジット デビット | ・VISA・JCB・Maestro ・即時反映 ・最低入金額500円 (JCBは10,000円) | ・VISA・JCB・Mastercard ・即時反映 ・最低入金額10,000円 |
電子決済サービス | ・即時反映 ・3種類すべて最低入金額500円 | ・即時反映 ・bitwalletの最低入金額1,000円 ・Skrillの最低入金額500円 |
仮想通貨 | ・非対応 | ・数分で反映 ・最低入金額0.001BTC |
XMよりもIFC Marketsの方が最低入金額の条件が厳しくなっています。
XMの入金方法につきましては、関連記事「【2023年最新版】XMの入金方法6種類から入金手数料まで完全攻略!」の記事を参考に入金を行ってみましょう!
出金方法
海外FX業者では入金額までは入金方法と同じ方法で出金ができますが、利益分は銀行送金で出金することになります。
マネーロンダリングなどの不正を防止する目的で決められたルールです。
XMの出金については「XMTradingの出金方法は5種類!出金手数料から反映時間まで完全攻略」で紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください。
IFCMarketsの出金方法は7パターンあります
出金方法によって最低出金額がちがうのでよく確認して出金申請をしてください。
IFCMarketsで出金方法に迷った時は
手数料が安く出金までに時間がかからないbitwalletがおすすめです。
発生する手数料はbitwalletにかかる824円なので、リフティングチャージを節約できます。
日本語対応・サポート
XMの公式サイトは完ぺきに日本語に対応していて、IFC Marketsも日本語になってはいるのですが若干違和感を感じる部分があります。
それでも理解できるので特に問題はありません。
ただ日本語サポートで大きな差があるので、英語が全くダメな人や早く対応してほしい人はXMの方が向いています。
日本語電話サポート | 現在休止中 | 公式からコールバック申請 |
チャットサポート | 9:00~17:00 | 平日:13:00~21:30 |
メールサポート | 9:00~17:00(受付は24時間) | 平日:13:00~21:30 |
Skype | 非対応 | 平日:13:00~21:30 |
日本人スタッフ数 | 17人 | 非公開 |
電話はコールバック以外に03-4588-8338(英語)にこちらからかけることもできますが、なかなか繋がらないということです。
基本的にXMもIFC Marketsも電話以外でのサポートがメインになります。
評判を確認すると、XMの方が対応が早く日本語もしっかりしていて分かりやすいと評価が高いです。
XM/IFC Marketsに向いている人
XMとIFC Markets、それぞれの強みや特徴を比較すると自分のトレードスタイルがどちらの業者に向いているか判断できるはずです。
最後に向いている人の特徴をまとめてみました。
- 低コストもボーナスも重視している
- 自己資金を使わずにお試しトレードがしたい
- リスクヘッジをしながら慎重にトレードがしたい
- CFD銘柄にも挑戦してみたい
- 安心安全の海外FX業者を選びたい
- 安全性や信頼性がある海外FX業者を選びたい
- ハイレバレッジじゃなくても問題ない
- 株式やビットコインのトレードがしたい
- ロスカット水準の低さを重視している
どちらも信頼できる業者ですが、IFCMarketsはスプレッドが広いことがデメリットになるため使い分けをしているトレーダーも少なくないようです。
XMをメインとして使い、IFC Marketsは7%の利息を受け取るサブ口座として使います。
ただ条件クリアの必要があるので、ある程度まとまった資金があるトレーダーにしかできない方法です。
XM・IFC Marketsについてよくある質問
まとめ
今回は「XM vs IFC Markets!実力派業者の比較の結果は?」というテーマで話をしましたがいかがだったでしょうか?
XMは少ない資金から投資することができますが、IFCMarketsは、一般向けのスタンダード口座でも最低入金額が10万円と高額になってきます。
ですので、FXがどんな感じなのかを知りたい方は、XMのボーナスを使いFXを体験されてみると良いでしょう。
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