XMの口座間で資金移動する方法と資金振替における疑問をすべて解決
XMでは1アカウントにつき8個まで口座を保有することができますが、その口座間であれば資金移動をすることもできるようになっています。

こんな時に資金移動が必要になりますが、できない・消えたなどのトラブルも報告されています。
XMの資金移動にはルールがあるのでやり方と注意点は覚えておいてください。
- 保有口座間での資金移動のやり方
- XMの資金移動のルールと注意点
- 資金移動の活用方法
XMの資金移動のやり方
口座間の資金移動と聞くと面倒くさそうで時間がかかりそうに思いますが、XMでは作業はとても簡単ですぐに反映されるようになっています。
まずは公式サイトからマイページにログインしてください。
1番右のグレーがかっている資金振替をクリックしてください。すると、口座間の資金移動のページが開かれます。
あとは現在使っている口座から資金移動させたい先の口座IDを選んで、移動させたい資金の金額を入力すればいいだけです。
リクエスト送信をクリックしたら、すぐに移動先の口座に資金が反映されています。


スマホでの資金移動のやり方
XMの独自アプリなら資金管理ができるので、スマホから資金移動の操作をすることもできます。
アプリにログインして同じように資金振替をタップ、口座間の資金移動ページで移動先口座のIDと移動させたい金額を入力すれば完了です。
条件も500円からと同じで、すぐに反映されるようになっています。
XMの資金移動のルールと注意点
簡単って言ってたのに資金移動がエラーでできなかった!という人もいると思いますが、XMの資金移動のルール上できない条件に該当した可能性があります。
資金移動を考えている時はできる条件に当てはまっているか先に確認しておいてください。
同一名義で有効化済みである
自分のXM口座から他のトレーダーのXM口座への資金移動など、異なる名義間での資金移動はできません。
同一名義で口座の有効化が済んでいる口座間での資金移動がルールになっています。
口座の有効化のやり方・必要書類・注意点などは以下を参考にしてください。
ボーナスのだけの移動
XMの資金移動ではボーナスに関するルールが3つ決められています。
①ボーナスだけの資金移動はできない
②移動させた資金の金額に応じてボーナスも移動する
③ZERO口座への資金移動の時はボーナスは消滅する
XMの資金移動のルールではボーナスだけの移動はできないことになっています。
自己資金の移動の時は移動した金額の割合と同じ割合のボーナスも一緒に移動するので、資金の何%を移動させるかによって変わります。
【例:証拠金:100,000円・ボーナス50,000円ある時の資金移動】
証拠金の30%移動 | 証拠金の50%移動 | 証拠金の80%移動 | |
資金移動額 | 30,000円 | 50,000円 | 80,000円 |
ボーナス移動額 | 15,000円 | 25,000円 | 40,000円 |
このように証拠金とボーナスの移動割合は同じなので、よく考えて資金移動を行って下さい。
スタンダード口座やマイクロ口座からZERO口座への資金移動はボーナスが移動せずに消滅してしまうので注意が必要です。


証拠金維持率が150%未満
保有ポジションがある場合でも資金移動はできますが、XMのルールでは移動をさせた後に証拠金維持率が150%以上あることが条件になっています。
移動後の証拠金維持率がどうなるか分からない時はXM公式サイトのFX計算ツールを使います。
使用するのはオールインワン計算ツールです。
例えばドル/円のポジションを0.1ロットで保有中で、スタンダード口座・レバレッジ888倍だったします。
この時の必要証拠金は1,211円なので、1200円で計算すると資金移動は1,800円以上が残るようにしなければいけないということです。
1ロットなど大きな取引をしている時は、その分残さなければいけない証拠金も大きくなるので注意してください。
現時点での証拠金維持率がどのくらいあるのかは、プラットフォームのターミナルでも確認することはできます。
基本通貨が異なる時は手数料が必要
口座開設をする時、ほとんどの人が基本通貨をJPY(円)で設定しているはずです。
でも他にもUSD(ドル)とEUR(ユーロ)を選ぶこともできるので、口座によっては基本通貨に設定しているケースもありますよね。
基本通貨が異なる口座への資金移動はその時の欧州中央銀行の両替レートに応じて0.3%手数料が必要となり、自動的に引かれます。
基本通貨が同じであれば何度資金移動をしても手数料は無料です。
MT4・MT5間の資金移動
MT4とMT5間の資金移動もXMではできるようになっています。
手数料や即時反映など条件は変わらず資金移動ができるので、使うプラットフォームを変えたい時でもスムーズに資金を移し替えることが可能です。
資金移動の操作をする時に口座IDの欄にMT4もMT5も表示されているはずなので、確認してみてください。
XMで資金移動を活用する方法
使用するメイン口座の変更だけじゃなく、他にもXMで資金移動を活用する方法があります。
出金口座と資金を分ける
資金管理のひとつの方法として、出金口座とトレードに使う資金を入れておく取引用口座を分ける方法があります。
・利益も全部トレードに使ってしまいそう
という時は、出金用口座を作り取引用口座から利益を資金移動させて使わずに取っておくのです。
ある程度まとまった金額になったら出金するもよし、損失が出て資金が減ってしまった時に補填するのもよし、色々な使い方ができます。
レバレッジ制限対策
XMでは口座内の残高が一定のラインを超えると、レバレッジ制限がかかるようになっています。
◆2,000ドル(約200万)以上→最大レバレッジ200倍
◆100,000ドル(約1,000万)以上→最大レバレッジ100倍
すべてのXM口座の資金を合計して適応されるので1つ緊急用の口座を作っておき、日々の利益の一部をそこへ資金移動させておきます。
そしてレバレッジ制限がかかりそうになった時に、緊急用口座から出金をして制限回避をするのです。

XMの資金移動に関するまとめ
最後にもう一度XMの資金移動の重要ポイントと注意点をまとめておきます。
資金移動の重要ポイントや注意点
・ボーナスのみの資金移動はできない
・ZERO口座やボーナスの受取り不要に設定している場合はボーナスが消滅する
・異なるプラットフォームでも資金移動ができる
・手数料は基本無料だが、基本通貨が違う場合はレートの0.3%が必要
・保有ポジションがあっても資金移動はできるが証拠金維持率は150%以上残す
・資金移動はどの口座でも即反映される
ルールや注意点を抑えていれば、資金管理やレバレッジ制限がかかりそうな時の対策に使えるとても便利な機能です。
スマホから操作する場合はアプリが必要になるので、以下の記事のリンクからダウンロードして使ってください。