「XMのスワップポイントの高い通貨ペアってなに?」
「XMについてよくわからないから教えて!」
「XMのスワップポイントって本当に稼げるの?」
ここではXMでのスワップポイントが高い通貨を3種類紹介していきます(トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド)。
XMでトルコリラなどの高金利通貨を使ったスワップポイント狙いをすれば、少ない労力でコツコツ稼ぐことができるかもしれません。
また、スワップポイントのメリット・デメリットについても詳しくお伝えしていきますから、現時点でスワップポイント狙いを検討している方もぜひ最後までご覧ください。
XMのトルコリラについて
まずはトルコリラについて解説します。
XMのトルコリラの特徴
トルコリラの表示は「TRY」です。文字通りトルコ共和国の通貨です。
90年代から急速にインフレーションし、トルコリラの価値が激しく落ち続けました。
2005年に「旧100万トルコリラ=新1万トルコリラ」として再発行されています。
XMでトルコリラのトレードをする際に気を付けるべきこと
トルコは今負債を抱えていますから、破綻する可能性がないわけではありません。そうなれば通貨としての価値がほぼなくなりますから、スワップポイント狙いでトルコリラを長期保有する場合は気を付けてください。
また、ヘッジファンドなどがトルコリラを大量に買うケースもあります。この場合、一気にトルコリラ高になりますから、上昇トレンドを見据えたトレードをしているときは警戒しなければなりません。
さらにトルコは大統領による独裁が継続しています。
そのため大統領がトルコリラについてのコメントを出せば、レートが大幅に変動してもおかしくありません。
XMのメキシコペソについて
続いてメキシコペソについて2つ解説します。
- XMのメキシコペソの特徴
- XMでメキシコペソのトレードをする際に気を付けるべきこと
それぞれ見ていきましょう。
XMのメキシコペソの特徴
メキシコペソの表示は「MNX」です。
メキシコペソはトルコリラと似たような動きをしました。
1993年には「旧1000メキシコペソ=新1メキシコペソ」として再発行されています。
XMでメキシコペソのトレードをする際に気を付けるべきこと
メキシコペソはスワップポイント狙いの対象通貨として人気のある「高金利通貨」です。
また、これからメキシコペソの価値は上がっていくと見られています。
そしてメキシコは銅や原油などの資源を輸出しており、メキシコペソは原油価格の影響を受けます。
さらにメキシコは工業化が進行しており、電子機器や機械の輸出量も多いです。
その輸出先のおよそ8割はアメリカであるため、「アメリカとメキシコの関係性(の変化)」にも目を向けておくといいかもしれません(現時点であまり良好でないと見られています)。
XMの南アフリカランドについて
次に南アフリカランドについてお伝えします。
XMの南アフリカランドの特徴
南アフリカランドの表示は「ZAR」です。
南アフリカランドは経済大国であり、世界一の産出量を誇る金をはじめとして、様々な天然資源を算出しています。
XMで南アフリカランドのトレードをする際に気を付けるべきこと
南アフリカランドのスプレッドは広いですから、デイトレードやスキャルピングなどの短期トレードで扱うのはおすすめしません。
FX業者にもよりますが南アフリカランドのスプレッドは0.8~2.0銭程度です。
ただ、15銭ほどに設定している業者もあるため、きちんとチェックしてからトレードすることが大事です。
スワップポイント狙いで南アフリカランドを持つ場合は、「低スプレッド口座」を開設し、南アフリカランドができるだけ安いときに買い、そのまま長期保有するのがセオリーです。
XMのスワップポイントについて気を付けるべきこと
続いてはXMのスワップポイント全体に関する4つの注意点を挙げていきます。
- マイナススワップもある
- 高金利通貨は変動しやすい(安定感がない)
- スワップポイント狙いで大きな利益を出すことは困難
- スワップポイントによる利益にも税金がかかる
注意点をしっかり把握しておきたい方は、ぜひこの章を参考にしてみてください。
マイナススワップもある
スワップポイントがプラスであるとは限りません。
決済時に損失が発生する「マイナススワップ」もありますから気を付けてください(珍しいというレベルではなく、かなりよく見かけるので注意が必要です)。
このマイナススワップを避けるためにデイトレードをしている人もいるくらいです(日をまたぐ前にポジションを手放せばスワップポイントは発生しません)。
高金利通貨は変動しやすい(安定感がない)
今回紹介したトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドなどの高金利通貨は、スワップポイント狙いにはおすすめです。
ですが、日本円やアメリカドルなどの主要通貨と比較すると価格が不安定です。
ですから証拠金維持率などをこまめに確認し、危うくなったら早めに手放すことも検討しましょう。
スワップポイント狙いで大きな利益を出すことは困難
スワップポイントで発生する利益は少額であり、基本的に長期保有が前提となります。
ただ、スワップポイントにもレバレッジはかかりますから、うまく立ち回ることができればスワップポイントだけで月数万円稼ぐことはできます。
スワップポイントによる利益にも税金がかかる
スワップポイントによる利益にも税金がかかります。
課税されるタイミングは以下の通りです。
原則として、年間20万円を超える所得があるのであれば確定申告をしなければなりません。
確定申告についてさらに詳しく知りたい方は、関連記事「XMの取引を確定申告する方法は?XMの税金の疑問を解説【2023年最新】」で紹介していますので合わせてチェックしてみてください。
XMのスワップポイントのメリット
次にスワップポイントのメリットを挙げていきます。
基本的に毎日付与される
スワップポイントは毎日付与されます。
つまりプラススワップであれば毎日コツコツ稼げるということです。
スワップポイント狙いに適した戦略がある
FXにはスワップポイント狙いに適した戦略があります。
例えば「両建てスワップポイント狙い」です。
これは「同一口座で、同一通貨ペアの売りポジションと買いポジションを同量持ち、利益と損失を相殺し、実質的にスワップポイントだけを取得する」という手法です。
これが両建てスワップポイント狙いの基本であり、ここから色々と応用できますから試してみてはいかがでしょうか。
XMのスワップポイントのデメリット
スワップポイントにはデメリットもあります。
通貨ペアやFX業者によってスワップポイントは変わる
まず、通貨ペアによってスワップポイントは異なります。
例えば同じトルコリラが絡む通貨ペアであっても、「トルコリラ円」と「アメリカドルトルコリラ」とではスワップポイントが違いますから気を付けてください。
また、同じ「トルコリラ円」であってもFX業者によってスワップポイントは違います。
スワップポイントは変動する
さらに、「同じ通貨ペア・同じFX業者」でもスワップポイントは原則として毎日変動します。
ですから少なくとも1日1回はスワップポイントをチェックしましょう。
場合によっては「ポジションを一度手放して、スワップポイントが上がってから同じ通貨ペアを買い直す」という選択をするべきかもしれません。
まとめ
ここまでXMにおいてスワップポイントが高い通貨ペアを3種類紹介しました。
「スワップポイントが高い通貨ペア」といえばトルコリラの知名度が圧倒的に高いものの、メキシコペソや南アフリカランドなどのスワップポイントも高いです。
スワップポイント(狙い)にはデメリットもあり、「ある程度短期で利益を出したい」「そもそも裁量トレードが得意」という方にはあまりおすすめしません。
ですが、「長期的にコツコツ稼ぎたい」という人には向いていますから、XMを利用してトルコリラなどでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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