
と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ゴールドは上級トレーダーが注目することの多い取引銘柄であり、FXをメインにしている方は取引をしたことがないという方もいらっしゃると思います。
XMのゴールド(GOLD)は貴金属CFDと言って、ドル円などの通貨ペアと比べると少し勝手が違います。
さらにレバレッジを低めに設定している海外FX業者が多いなかで、XMは最大レバレッジの888倍でトレードができるようになっているから驚きです!
コツを掴めば決して難しい取引ではないので、基本を抑えて金投資を効率よく行っていきましょう!
- ゴールドの値動きの特徴
- XMでゴールド取引をする時の条件
- おすすめの取引方法
ゴールド取引の基本情報
XMでのゴールドの基本情報は、以下の通りです。
ZERO口座はGOLDとSILVERだけ貴金属CFDの取引ができるようになっています。条件はスタンダード口座と同じです。
ただ通貨ペアと同じくゴールドの取引にも手数料がかかるので、スプレッド+手数料で考えてください。詳細はゼロ口座記事で紹介しています。

取引時間
ゴールドの取引価格は、ロンドン市場の金現物価格とニューヨーク市場の金先物価格の価格が基準です。XMではニューヨーク市場の価格で取引します。
XMでのゴールドの取引時間は、日本時間で以下の通りです。
月曜日~木曜日 | AM8:05~AM6:55 |
金曜日 | AM8:05~AM6:50 |
※サマータイムである3月~11月は1時間ずつ取引開始時間と取引終了時間が早くなります。


XMではクリスマスや正月などの欧米の休日では、取引時間が変化します。
年末年始などはXMの取引ができないので、その都度送られてくるスケジュールが書かれたメールや公式サイトの発表をチェックしておく必要があります。
逆に日本の祝日でもゴールドの市場は開いているので、取引できる時間帯もあります。
取引時間の詳細については以下の記事を参考にしてください。

ゴールドの値動きの特徴
ゴールドのトレード人口は多く、流動性が高いことで有名です。
値動きが激しく短期間で大きな価格変動をするため、情報収集をせずに初心者が取引をするには難しい銘柄となっています。
ドル円などの通貨ペアに比べて、2倍~3倍程度の流動性があるので、1日に200pipsぐらい値が動くことも珍しくありません。
ポンドなどの値動きの激しい通貨ペアと似たような値動きをする・ドル円と反対の値動きをする特徴があります。

このようにゴールドとドル円のチャートを重ねてみると、反対値動きをしていることが一目瞭然です。ゴールドの値動きには他にもいくつか特徴があります。
工業製品の需要に応じて値が上がる
ゴールドは、工業製品の需要が高まると値が上がる傾向にあります。
錆びにくい・酸化しにくい・水に入れても変化しない安定した金属であり、コンピューター基盤で重宝されているからです。
パソコンやスマートフォンの基盤にも使われています。
コンピューター基盤に必要な金属であるために、スマートフォンやマイコンなどの需要が高まると値が上がることが多いです。
世界経済が不安になると需要が高まる

世界情勢が不安になると、ゴールドの需要が高まります。
自国の経済が不安になれば、自国通貨が暴落する前に、自国通貨を価値が安定しているゴールドに替える人が多いからです。
資産逃避先の投資商品としてもゴールドは人気があり、この点で言えば日本円やドルと似たような性質を持っています。


日中は穏やかな値動きをする
世界各国誰でも取引をすることができるので、トレード人口が多く流動性が高いために値動きが安定します。
新興国通貨のような「ファンドが大量にお金をつぎ込み一気に値を動かす」ようなことはほとんどなく安心です。
XMのゴールドのスプレッド

XMでのゴールドのスプレッドは、スタンダード口座またはマイクロ口座では最低0.3なので、pips換算すると3pipsということになります。
ドル円が1.0pipsぐらいなので、スプレッドは2倍以上広いです。
メジャーな通貨ペアと比べるとボラティリティが大きいので、スプレッドが広がってしまうのは仕方ありません。
ZERO口座だと、平均スプレッドは0.21であり2.1pipsという計算です。


ゴールドは短期においては値動きが激しいことが多いので、スプレッドが広めでも短期売買で利益をあげられます。
しかし、短期売買におけるスプレッドが広いことはデメリットです。難しい戦略をとることになるでしょう。
初心者は先にポンドのような値動きの激しい通貨を含む通貨ペアで取引をして、慣れてからゴールドの取引を開始した方が良いかもしれません。
ゴールドにはスワップポイントがある

XMではゴールドについても、スワップポイントが付与されます。通貨ペアと同じように、買いでも売りでもスワップポイントがつきます。
・売りスワップ ; 1.5ドル前後/日
1Lotあたりのスワップポイントです。
買いスワップであれば1日15ドル前後、日本円だと1,600円ぐらいがマイナススワップとして付与されます。
しかも木曜日は3日分の3倍のスワップが付与されるので、余計にコストとして発生します。
ゴールドを買いポジションで保有するときは、マイナススワップも考慮してください。


XMのサイトやMT4でも1日に付与されるスワップポイントを確認できますが、FX計算ツールでスワップ計算機なら日本円で見ることができます。

わざわざドルのレートから日本円になおさなくてもいいので、とても便利なツールです。
限月がないので長期保有もできる
先物取引には限月と言って取引の期間が決められていますが、XMのゴールドには限月がありません。
限月があると期間が過ぎた時点で強制的に決済されてしまうので、このタイミングではなかった…なんてことも起こってしまうのです。
XMではプラチナ・パラジウムには限月が設定されています。
長期保有ができるゴールドだからこそ、通貨危機などの時に資産を変えて守るという人が多いのです。
必要証拠金の計算方法
XMでゴールドの取引を行うときのレバレッジは最大で888倍です。
ゴールド取引時の必要証拠金は、以下の計算式で算出できます。
例えば、1,500円の金貨価格のときに、レバレッジ888倍、1Lotで取引するときは、必要証拠金は以下の通りです。
1Lot×100×1,500÷888 = 168
単位はドルなので、1ドル110円であれば168×110円で18,480円が必要証拠金です。


XMのゴールド取引のまとめ
今回は、「XMのゴールド取引は難しい?基本を抑えて金投資を攻略」について紹介しましたがいかがだったでしょうか?
XMのゴールド取引は他の海外FX業者と比べてレバレッジが高く、必要証拠金が少なく済むことが特徴です。
その分スプレッドが広めですが、スワップポイントにほとんど差もなくXMでトレードをするメリットはかなり多くなっています。
マイクロ口座もあるのでゴールド取引のお試しにもピッタリですね!
まずは練習に最低取引単位の0.01ロットから始めてみることをおすすめします。