「XMのマイクロ口座とスタンダード口座どっちがいいのか教えてください!」
「マイクロ口座とスタンダード口座ってどう違うの?」
「低リスクでFXを始めるにはどうしたらいいですか?」
こんな悩みにお答えしていきます。
おそらくこの記事に辿り着いてくださったあなたは、XMで口座開設したいけど、マイクロ口座とスタンダード口座どちらの口座を登録しようか迷っているのではないでしょうか。
ほとんど口座の特徴が同じであるXMのマイクロ口座とスタンダード口座。違いがほぼないからどっちらの口座を選んだ方が取引しやすいのか、初心者が判断するのは難しいですよね。
そこで本記事では、以下の内容を解説します。
- マイクロ口座とスタンダード口座の違い
- マイクロ口座とスタンダード口座の選び方
XMでは複数口座を開くこともできますが、最初から自分にぴったりの口座が開設できるように選ぶときの基準や細かい違いをまとめてみましたので、マイクロ口座とスタンダード口座どちらの口座を開設しようか悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
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マイクロ口座とスタンダード口座の違い
まずは2つの口座を比較して違う所をピックアップしてみます。
スタンダード口座 | マイクロ口座 | |
通貨ペア | 57種類 | 57種類 |
CFD銘柄 | 42種類 | 42種類 |
貴金属 | 5種類 | 5種類 |
ボーナス | ・口座開設ボーナス ・入金ボーナス ・XMP | ・口座開設ボーナス ・入金ボーナス ・XMP |
最大レバレッジ | 888倍 | 888倍 |
初回最低入金 | 500円 | 500円 |
ロット単位 | 100,000通貨 | 1000通貨 |
最低取引量 | 1,000通貨 (0.01ロット) | 10通貨 (0.01ロット) |
最大取引量 | 500万通貨 (50ロット) | 10万通貨 (100ロット) |
スプレッド (ドル円) | 2.0pips | 2.0pips |
手数料 | 無料 | 無料 |
約定スピード | 99.35%が1秒以内 | 99.35%が1秒以内 |
ロスカット | 20% | 20% |
追証 | なし | なし |
無料VPS | あり | あり |
プラットフォーム | MT4・MT5 | MT4・MT5 |
XMのマイクロ口座とスタンダード口座の違いはたったの3つです。銘柄の表示の仕方も違いますがここでは数に入れていません。
- 1ロットの単位
- 最小取引ロット
- 最大取引ロット
取引のサイズに違いがあると覚えておくと安心です。
マイクロ口座は少額トレードに特化した口座
XMのマイクロ口座は1ロットの単位が1000通貨、最小取引サイズがMT4で0.01ロット・MT5で0.1ロットと小さいのが特徴です。
取引サイズが小さいということは必要証拠金も少なく済むので、初心者や少額トレードを希望しているトレーダーから選ばれている口座になっています。
他にもXMPといってロイヤルティプログラムのポイントを効率よく貯めるためだけに開設をするトレーダーもいます。
少額トレードなのでほとんどリスクがない状態で最高ランクのELITEまで持っていくことができるのがマイクロ口座です。
少額トレードならXMPも少なくないですか?
1ロットあたり0.33~0.66ドル分のポイントがつきますよ!
日本円にしたらたった37円~73円だけど…
低額だけど、もらえないより、もらえた方が良くないですか?低リスクで大損がほぼないマイクロ口座なら100日経過する前に離脱する可能性も低いですよね。
マイクロ口座では通貨ペアの表示がスタンダード口座とはちょっと違います。通貨ペアのお尻にmicroと書かれているので分かりやすいですよ!
CFDやプラチナ・パラジウムはスタンダード口座と同じロットの単位になるので、microはついていません。貴金属は金と銀だけについています。
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スタンダード口座は万人向けの口座
その名の通りスタンダード口座は一般的な口座なので、初心者からプロまで幅広いトレーダーが利用できる口座になっています。
XMの口座の中でも最も開設数が多く使われている口座です。
1ロット10万通貨でボーナスも獲得できるうえにハイレバレッジなので、活用すると大きなトレードをすることもできるんですよ。
入金をせずに口座開設ボーナスだけで最大266万4000円のトレードができるので、入金をした時のボーナスまでプラスされた時の恩恵はとても大きいです。
XMPも1ロットあたり3.3ドル~6.6ドルもらえるので、日本円にすると364円~727円になります。
少額トレードはしない、最初から入金をして大きなトレードをする予定の人はマイクロ口座よりもスタンダード口座がおすすめです。
マイクロ口座・スタンダード口座で実際に計算
1ロットの単位が違う・必要証拠金が違う・ピップ値が違うと言葉で言われても、どのくらいの差があるかは実感できません。
そこで実際に例をあげてマイクロ口座・スタンダード口座それぞれで数値を計算して、どのくらいの違いがあるのかを比較してみました。
- 1ロットの単位の違いは?
- 必要証拠金のちがいは?
- ピップ値の違いは?
自分の投資資金からどちらの口座を選ぶべきなのかを判断する基準になるはずです。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1ロットの単位の違いは?
マイクロ口座とスタンダード口座では最小取引ロットが0.01と同じなので違いはないように感じますが、同じ1ロットでも100倍の違いがあります。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | |
1ロットの単位 | 1000通貨 | 100,000通貨 |
最小取引ロット | MT4:0.01ロット MT5:0.1ロット | 0.01ロット |
最大取引ロット | 100ロット | 50ロット |
最大保有ロット数は200なのでマイクロ口座もスタンダード口座も同じですが、1回あたりの最大取引ロット数は違うので注意してください。
必要証拠金のちがいは?
1ロットの単位が違うということは必要証拠金の金額も当然変わってきます。
分かりやすいように現在のドル/円の価格「110円」・レバレッジ888倍・1ロットの取引をする時の必要証拠金を、マイクロ口座とスタンダード口座でそれぞれ計算してみました。
- マイクロ口座(110円×1000通貨÷888倍=123円)
- スタンダード口座口座(110円×100,000通貨÷888倍=12,387円)
12,264円の差は大きいですよね!
証拠金維持率にも差が出てくるけど分かりますかね?
300~500%必要だったような気がします…
正解です!この取引での目安はマイクロ口座で370~660円、スタンダード口座で37,000~60,000円です。
必要証拠金はレート×取引単位÷レバレッジで計算することができますが、トレードのたびに自分で計算するのは面倒くさいですよね。
XMの公式サイトには自動計算をしてくれる証拠金計算ツールがあるので、無料で活用することができます。
ロスカットにならないためにも目安の必要証拠金をXM証拠金計算機で知っておくことをおすすめします。
ピップ値の違いは?
1pipsの変動による価格のことをピップ値と言い、通常ピップ値は【1ピップ÷為替レート×ロット】で計算して求めることができます。
取引のリスクをより明確にするために必要な情報なのですが面倒な計算なのが難点です。
でもXXMではピップ値の計算ツールも使うことができるようになっています。
ドル/円が110円で1ロットのトレードをする時のピップ値のちがいをマイクロ口座・スタンダード口座で計算してみました。
- マイクロ口座:10.00
- スタンダード口座:1,000.00
このように計算をすることで動いたpips・取引ロット数ごとにこのような損益が出ることが分かります。
【動いたpipsによる損益】
1pips | 5pips | 10pips | 50pips | 100pips | |
マイクロ口座 | 10円 | 50円 | 100円 | 500円 | 1000円 |
スタンダード口座 | 1,000円 | 5,000円 | 10,000円 | 50,000円 | 100,000円 |
【保有取引ロット数による損益】
1ロット | 10ロット | 50ロット | 100ロット | 200ロット | |
マイクロ口座 | 10円 | 100円 | 500円 | 1,000円 | 2,000円 |
スタンダード口座 | 1,000円 | 10,000円 | 50,000円 | 100,000円 | 200,000円 |
プラスへ動くなら嬉しいことですが、マイナスに動くと損失になってしまいます。特にスタンダード口座は大きな金額の利益・損失になるので注意が必要です。
マイクロ口座・スタンダード口座の選び方
大きな差がないXMの2つの口座タイプの選び方は、投資資金の金額とトレードレベルで判断することをおすすめします。
投資資金が少ないのにスタンダード口座を利用してもトレードが続かない可能性があり、レベルが足りていないのに難易度の高い手法に挑戦してもうまくいかない可能性があるからです。
スタンダード口座 | マイクロ口座 | |
資金 | 60,000円以上 | 50,000円以内 |
経験値 | 初心者~上級者 | 初心者~中級者 |
手法 | デイトレード スイングトレード ポジショントレード | レジサポで反発狙いのスキャルピング 小ロット分割のスイングトレード |
XMでは1アカウントで8個まで口座は保有することができるので、併用することも変更することもできます。
初心者や少額資金で利用したい人は間違いなくマイクロ口座、ある程度の資金力があり一般的なトレードをしたい人はスタンダード口座がおすすめです。
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XMのスタンダード口座・マイクロ口座のまとめ
今回は「XM口座選びの鍵はコレ!マイクロ口座とスタンダード口座の違いと選び方を徹底解説」というテーマでお話をしましたが、いかがだったでしょうか。
初心者のうちは使い勝手に慣れることや、トレード方法・手法の勉強のために少ない資金でマイクロ口座を使うとかなりレベルアップにはなります。
ただやっぱり慣れてくると利益が少なすぎて手応えがなかったり、物足りなさを感じ始めるのでそのタイミングでスタンダード口座に変えるのもおすすめです。
経験や投資資金が十分にある人は最初からスタンダード口座で問題ないと個人的には考えています。