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【要注意】XMは法人口座を受付停止に!海外法人は開設可能?

XMは法人口座の取り扱いが無い?

「XMで法人口座を作りたかったんですが作れないって本当ですか?」
「法人口座が作れるFX会社を教えてください」

こんな悩みにお答えしていきます。

XMのような海外FXでも国内FXと同じように法人口座を開設できる業者はたくさんあります。

以前はXMも法人口座の開設を受け付けていましたが、現在は停止となっていてサービスの提供は終了しています。

法人口座を使えたらどんなメリット・デメリットがあったのか、今後また法人口座開設が始まることはあるのか詳細情報を調べてみました。

そこで今回は

  • 法人口座開設ができない噂の真相
  • 法人口座のメリットは少ないということ
  • XMで法人口座が作れない時の対処

法人口座を作りたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

XMが法人口座開設の受付を停止

2018年頃からXMは法人口座開設の受付を停止し、完全に個人口座のみでの運営となりました。

法人口座停止

日本の法人ではXMで法人口座を開設することはできないというのは正確な情報で間違いありません。

よくある質問にも回答が掲載されているうえに、公式サイトにも法人口座開設のフォームがないのでXMでどうしても法人口座を開きたかったとしても今は諦めるしかないようです。

海外法人なら開設可能の噂の真相

XMの法人口座について検索をすると、国内法人はダメでも海外法人は口座開設ができると書いているサイトもあります。

反対に国内・海外に関係なく、法人口座の受付すべてが終了しているという情報を掲載しているサイトもあり何が本当なのか判断ができません。

こうなったらXMに聞いてみましょう!

リアルタイムなチャットで問い合わせしてみますね

XMチャット

XMの日本語サポートにチャットで問い合わせた結果、法人は一切口座開設ができないことが分かりました。

法人口座は海外であっても開設することはできません。

間違った情報に惑わされないように気を付けてくださいね。

法人口座にするメリットはほぼない

XMで法人口座が開けたら税金が安くなるなんて大きな夢を持っている人もいるようですが、実はメリットはほぼないに等しいんです。

絞りだして法人口座のメリットをあげるとすれば、

  1. 優遇措置があるケースがある
  2. 経費として計上できるものが増える
  3. 少しだけ税金が安くなる

という3点です。

優遇措置とは法人口座を利用してる人を対象としたキャンペーンやイベントの開催です。

XMでは現在法人口座の開設ができないので、例として海外FX業者のFBSのVIP対象のイベントをご紹介します。

VIP対象イベント

パーティーへの参加招待だけじゃなく、他にもロレックスやベンツなどの賞品プレゼントも用意されています。

経費の申請については、法人口座を使うことで計上できる項目がドッと増えるので節税にはなります。

でもこれだけのメリットのために時間や手間をかけて法人口座を開設するのはあまりおすすめできることではありません。

個人と法人の税率を比較

少しだけ税金が安くなると言われても分かりにくいと思うので、個人口座と法人口座で比較してみました。

国税地方税合計
個人口座所得税:5%~45%住民税:10%15%~55%
法人口座法人税:15%~23.2%
地方法人税:2~2.4%
法人事業税:3.5%~7%
法人住民税:1.3%~1.6%
21.8%~33.2%

これなら法人口座の方がいいじゃん!と思うのが当然ですが、法人にするために多くの経費がかかるのでトータルコストは高くなることがあります。

法人にする時の費用

株式会社の設立:250,000円前後
合同会社の設立:100,000円前後

他にも社会保険料の負担が増えたり、何かの手続きのたびに手数料が発生するデメリットもあります。

XMの法人口座のために多くの費用をかけるのは、ちょっと負担が大きいと感じるはずです。

海外法人での節税は通用しない

XMで海外法人の会社で法人口座を開けば、節税になるかもしれない!と思いついた人もいるはずです。タックスヘイブンの国で法人登録をすれば税金がかかりませんよね!

タックスヘイブンってなんですか?

租税回避地という意味で税金が低い地域のこといいます

他にもタックスパラダイスは税金の徴収なし、タックスシェルターは国外の所得は非課税or減税などの言葉も使われています。

FXやバイナリーに関係しているタックスヘイブンは世界にこれだけ存在しています。

・ベリーズ
・バミューダ
・ヴァージン諸島
・ケイマン諸島
・マーシャル諸島
・セントビンセント・クレナディーン
・バヌアツ

これらの国で法人登録をしてXMで法人口座を開けたら、税金がほぼかからないと思いがちですが2019年の税制改正でそれも難しくなっています。

以下の基準を満たせない場合は、外国子会社の所得+日本の法人会社の所得で請求されてしまうのです。

  1. 事業基準
  2. 実態基準
  3. 管理支配基準
  4. 非関連者基準、所在地国基準

要するにただタックスヘイブンに法人を置いているだけで管理をしていない状態ではないか?というポイントを重点的にチェックされることになりました。

ズルをしようとしてもこんな風になってしまいます。

東京の医師1億円申告漏れ タックスヘイブン税制適用

再生医療を手掛ける「表参道ヘレネクリニック」(東京)の松岡孝明院長が、東京国税局の税務調査を受け、2017年までの5年間で約1億円の申告漏れを指摘されていたことが24日、関係者への取材で分かった。追徴税額は過少申告加算税などを含め約5千万円。

関係者によると、松岡院長はクリニックを経営する一方、医療機器のレンタル会社をシンガポールに設立。給与や株の配当を受け取っている。

国税局は会社に実体がないとして、法人税率の低い国に所得を移して節税するのを防ぐ「タックスヘイブン対策税制」を適用。会社の所得の一部は松岡院長の個人所得に当たると判断したとされる。また、院長は給与や株の配当を日本で税務申告していなかったとみられる。

松岡院長は16~18年、雇用している医師2人の給与計約5千万円について所得税の源泉徴収をしていなかったことも指摘された。追徴税額は重加算税を含む約2500万円。

関係者によると、松岡院長は2人に指示してタックスヘイブンの英領バージン諸島にペーパーカンパニーを設立させた上で、この会社に広告宣伝費を支出していたが、国税局は実質的に2人への給与に当たると判断したもようだ。
日本経済新聞

海外FXトレーダーだけじゃなく、色々な業種で節税のためにタックスヘイブンを利用する人が増えていることから日本でも監視が厳しくなっています。

法人口座が開ける海外FX業者は?

法人口座が作れるFX業者を教えてください。

XMでは法人口座を開くことはできませんが、海外FXの大手では8社対応している業者があります。

海外FXで、法人口座を利用したい人は下記の内容を参考にしてみてください。

海外FX業者必要書類優遇
アキシオリー法人確認書類
法人現住所確認書類
取締役全員の取締役本人確認書類
現住所確認書類
レバレッジ最大400倍
EA制限なし
最低取引0.01ロット
専属コンシェルジュ
トレードビュー履歴事項全部証明書
法人現住所確認書類
代表者の身分証明書
代表者と役員の現住所確認書類
個人口座と同じ条件
タイタン登記謄本
役員全員の運転免許証
役員全員の現住所確認書類
個人口座と同じ条件
ランドFX登記簿謄本
法人居住証明書
個人口座と同じ条件
アイフォ法人登録証明書類
為替取引受諾証明書
株主名簿
現住所確認書類
取引をする人の身分証明書
取引をする人の住所確認書類
個人口座と同じ条件
FBS
法人定款のコピー
代表者の本人確認書類
個人口座と同じ条件
ホットフォレックス法人確認書類
法人現住所確認書類
代表者の本人確認書類
代表者の現住所確認書類
個人口座と同じ条件
FXFair法人登記簿謄本、または法人設立証明書
代表者の身分証明書
代表者のセルフィー画像
代表者の住所証明書
個人口座と同じ条件

8社とも業者名を聞いたことがあるよ!って方もいらっしゃるかもしれません。

海外FX業者の中から、Axioryだけは法人口座限定の優遇があるので、どうしても法人口座を開設したい時におすすめな業者になります。

取引量が多い場合は、FBSならVIPユーザーとしてメリットがない点でもご紹介したパーティー参加やプレゼント特典が受けられます。

ただ、個人口座でもVIPユーザーになることが可能なのでわざわざ法人口座にしなくても問題はありません。

どうしても法人口座を作成したい方は、FXFairがおすすめです。

XMの法人口座に関するまとめ

今回は、XMは法人口座を受付停止に!海外法人は開設可能?ということで紹介しましたが、現在XMでは、法人口座の開設はできない状態になっています。

もし以前のように開設できたとしても、タックスヘイブンは政策によりほとんどの企業が使えないのでほぼメリットはありません。

XMは個人口座でも最大レバレッジ1,000倍とハイレバトレードができるので、面倒な手順を踏んだり経費をかけたりして法人口座を開設しなくてもいいというのが結論です。

サポートの回答では法人口座開設が復活する予定は今のところはまったくないそうです。

法人として海外FXを始めるのであれば、XMについてよく調べた上で取引を始めるようにしてください。

XMについては、「XM(XM Trading)の評判・口コミを徹底調査!」でも紹介しています。さらに詳しく知りたい方は、参考にしてみてください。

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