XMでは以前は5種類の仮想通貨が取引できていましたが、2019年10月に新規の注文受付が停止されました。
現在は2024年1月は、仮想通貨の取引は再開されています。
でもなぜXMのような大手海外FX業者が人気が高いビットコインの取り扱いを停止したのか?
仮想通貨全体が取り扱いを停止されているのか謎に包まれている部分を暴いていきます!
- XMのビットコインが停止されたのはなぜか
- その他仮想通貨の現在の取り扱い情報
- 入金や出金にはビットコインが使えるのか
XMのビットコインと仮想通貨の取引・入出金
2021年10月に、以下ビットコインなどの仮想通貨の取引が停止されています。
銘柄 | 取引サイズ (最小・最大) | レバレッジ | 売スワップ | 買スワップ |
BTC/USD (ビットコイン) | 0.1/60 | 5倍 | -10 | -25 |
BCHUSD (ビットコインキャッシュ) | 0.01・5 | 5倍 | -10 | -25 |
ETHUSD (イーサリアム) | 0.5・70 | 5倍 | -10 | -25 |
LTCUSD (ライトコイン) | 1・260 | 5倍 | -10 | -25 |
XRPUSD (リップル) | 0.3・30 | 5倍 | -10 | -25 |
レバレッジは5倍って低いですよね…
そうですね。有効証拠金の割合は20%なんです!
せっかくの1000倍が活用できないじゃないですか!
国内FX業者だったらレバレッジ25倍で取引できますからね!
XMのビットコインの入出金は以下の通りで取り扱われていましたが、取引と同じく現在は停止されています。
入金 | 出金 | |
手数料 | 無料 | 無料 |
処理時間 | 1時間以内 | 24時間 |
最低入出金額 | 5ドル相当(500円相当) | 5ドル相当(500円相当) |
最大入出金額 | 月5000ドル相当(50万前後) | 入金額と同じ金額まで |
即反映の入出金手段がXMにはあるから、わざわざビットコインを使う必要もないですよね!
仮想通貨取引のメリットはほぼない!
XMを利用しているトレーダーの多くは「仮想通貨の取引にメリットを感じない!」と言っていました。
その理由は2つあります。
XM自体もあまりビットコインなどの仮想通貨の取引には前向きではなかったようです。
XMが仮想通貨を停止した理由
ビットコインなどの仮想通貨は一部のトレーダーからは指示されていましたが、XMは過去にも一時停止措置を取ったことがありました。
爆発的にビットコインが人気になった2017年に停止、翌2018年に再開はしましたがまた今回2019年10月に停止となっています。
①弊社では、大きく拡大するスプレッドや取引および/もしくは価格崩壊につながる仮想通貨価格の非常に激しい値動きにより、仮想通貨CFD商品を取引なさるお客様にて損失が及ぶことを懸念しております。様々な取引所における仮想通貨価格には大きな差異もしばしばございます。
②現在、仮想通貨市場では信頼性の高いリクイディティープロバイダーの存在に欠けるため、XMTradingが現在お客様に実感いただいている最高基準にある執行品質の提供が困難となる可能性がございます。
③信頼性の高いリクイディティープロバイダーの不在は、お客様の利益と弊社を保護する厳格なリスク管理方針に沿わない一方で、XMTradingの方針に基き弊社は信頼性の高い一流機関及びリクイディティープロバイダーとのみ取引を行う必要がございます。
XMの説明を簡単にまとめると、
・流動性が極端に低いこと
・ボラティリティが高いこと
・約定拒否や入出金拒否などのトラブルが多いこと
が原因となったようです。仮想通貨の取引はどうしてもトレーダーに不利な状態が起こりやすいということで、リスク回避のための措置と考えられます。
仮想通貨の衰退は想像以上だった!
仮想通貨=ビットコインというほど印象が強いですが、他にもたくさんの種類の仮想通貨があります。ビットコイン以外の仮想通貨はアルトコインと呼ばれています。
でも流動性が極端に低くなり忘れ去られてしまったデッドコインまで存在しているほど、仮想通貨は衰退しているのです。
このアイコンをクリックしてデッドコインのサイトを見てください。
もう存在していない仮想通貨や詐欺に使われていた仮想通貨が大量に掲載されています。
2019年の年末に発表された情報によると、5000種類以上ある仮想通貨の中で99%の仮想通貨が流動性がゼロであるデッドコインになってしまっているそうです。
その中でもビットコインやイーサリアム・ライトコインなどは流動性がある仮想通貨だと認められていました。
XMはそれでも取引を停止したということは仮想通貨の衰退は想像以上にひどい状況だと考えられます。
仮想通貨が衰退した原因は?
XMのような大手の海外FX業者でさえ取り扱いを停止してしまう仮想通貨。
取引をできる状態にしていてもXMにもトレーダーにもあまりメリットがないことが大きな理由のひとつです。
発行枚数に制限がある
ビットコインは発行枚数が2,100万枚と決まっていて、いくら需要があってもそれ以上の数が追加で発行されることはありません。
仮想通貨の人気が落ちてビットコインの取引が減ったことで、価値が下落してより取引をするトレーダーが減っている悪循環です。
中央銀行がない
私たちが普段の生活で使っているお金は、国や銀行が発行し価値の保証までついています。
でもビットコインは仮想通貨なので中央銀行がないので、ハッキングの被害やシステム崩壊があったとしても価値は保証されていません。
ハッキングのリスク
ビットコインの取引所はハッキングされるリスクが高くなってしまっています。
2019年9月にビットコインなどの仮想通貨が66億円盗みとられる事件が発生し、そのリスクの高さが注目されることになりました。
XMでビットコインが復活する可能性は?
XMは過去に停止や再開を繰り返しているのでまた時間がたてばビットコインなどの仮想通貨が取引できるようになると考えているトレーダーも少なくはないようです。
でも今のところ取引も入出金も再開の予定は発表されていません。
一部のトレーダーからは取引だけじゃなく入出金も停止になったということは、ビットコインなどの仮想通貨から完全撤退するつもりではないかと言われています。
XMからは特に情報は発信されていないので現在は新しい発表を待っている段階です。
再開の可能性はゼロではない!
2019年の4月から6月にかけてビットコインの相場は急激に回復を見せたり、重要発言に影響を受けたりしました。
昨年2020年は4年ごとに訪れるビットコインの半減期があります。
過去の半減期のチャートを見ると半減期がスタートする1~2ヵ月前から価格変動は始まるので、チャンスを逃さないように注意しなければいけません。
本当に仮想通貨に詳しいトレーダーや専門家は2022年もビットコインは値上がりすると強い確信を持っている人が多いので、XMでも取引が再開される可能性はゼロではありません。
XMのビットコインについてのまとめ
XMでは2022年3月現在、ビットコインなどの仮想通貨の取引も入出金も停止されています。
今まで通りXMで仮想通貨の取引ができていたなら
- 追証がない
- 証拠金維持率は20%
- 口座開設や入金ボーナスも取引に使用できる
メリットがありましたが、それ以上にデメリットが上回ってしまったので取引停止措置が取られています。
- スプレッドはフローティングで広がりやすい
- スワップポイントが割高になっている
取引はダメでも入出金は再開できるかもと考えて調べてみましたが、ビットコインは送金ミスや送金詰まりを何度も引き起こしているようなので可能性としては低いかもしれません。
ビットコインなどの仮想通貨が今後XMでまた取引できるようになるのかは、公式な発表を待つほかありません。
筆者の見解としては、仮想通貨取引よりも通貨ペアやゴールド取引がXMの強みを最大限活用できるため、まだXMを利用したことがない方はぜひ開設してみてはいかがでしょうか。
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