「XMにはどんな注文方法・取引方法があるの?」
「XMのMT4での注文のやり方が分からない」
「XMでの利益確定や損切りのタイミングが分からない」
上記のように、XMの注文方法(取引方法)で悩んでいる方は、結構多いのではないでしょうか?
そこで今回は、XMの注文方法をMT4画面で完全解説します!
結論から言うと、XMの注文方法はとても簡単!この記事を読めば、すぐにマスターできるでしょう。
前半ではXMのMT4における注文方法(操作方法)を解説し、後半では、利益確定・損切りのタイミングの決め方をご紹介します。
XMでいつ利確・損切りしていいか分からない方は、必見ですよ!ぜひ当記事をご活用頂ければ幸いです。
もし、XMの注文方法をすでに理解していて、利確・損切りのタイミングを知りたい方は、「XMでおすすめの利益確定・損切り設定方法【タイミング】」へ飛んでください!
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XMの注文方法
まず、XMにはどんな注文方法があるかを見ていきましょう!
XMの注文方法は、下記の6種類です。
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- OCO注文
- IFD注文
- IFO注文
ざっくり言うと、「①成行注文」は即エントリーする注文方法、②〜⑥は、注文を予約する方法となります。
注文方法は、言葉だけを見ると難しく感じるかもしれませんが、実際のやり方はとても簡単なのでご安心ください。
では、XMの注文方法を順に解説します。
MT4での操作方法は、後述の「XMの注文方法をMT4画面で解説!」でお伝えするので、ここでは、言葉の意味を覚えましょう!
注文方法①成行注文
まず1つ目の注文方法は「成行注文」です。
成行(なりゆき)注文とは、MT4チャート画面のレートを見ながら、その場で即エントリーする注文方法を言います。
予約なしに、リアルタイムですぐにエントリーできるため、XMで最も人気のある注文方法です。
スキャルピングなど、瞬発力の求められる取引手法では、ほぼ成行注文が使われているとお考えください。
ちなみにXMでは、MT4の場合は成行注文と言いますが、MT5では「ストリーミング注文」と呼ばれています。
注文方法②指値注文
ここから解説する5つの注文方法は、「予約注文」です。
注文してもすぐに実行されるわけではなく、条件を満たしたときに注文が有効になります。
では、②〜⑥の注文方法を見ていきましょう!
2つ目の注文方法は、指値(さしね)注文です。
指値注文は、現在より有利なレートで行う予約注文のことを言います。
現在より有利なレートって、どういうこと?
というお声が聞こえてきそうなので、詳しく解説しておきましょう!
「現在より有利なレートでの注文」とは、以下のような感じです。
- 現在よりレートが上がれば売る
- 現在よりレートが下がれば買う
FXの相場は、上がったり下がったりを繰り返しているので、「上がった後は下がる確率が高い(=有利)だろう」という考え方に基づきます。
「下がった後には上がる確率が高い(=有利)だろう」というのも同様です。
指値注文には、「利益確定の指値注文」と「新規注文の指値注文」の2パターンがあります。
- ポジションを持っているときの指値注文(利益確定の予約)
- ポジションを持っていないときの指値注文(新規注文の予約)
この点について、以下で少し見ておきましょう。
利益確定での指値注文
まずは、すでにポジションを持っている際の「利益確定」としての指値注文です。
XM初心者であれば、最初はこの指値注文を覚えておきましょう!超重要な注文方法です。
例えば、成行注文で普通に買いエントリーして、思惑通りに相場が上昇したとします。
ここで、利益確定の指値注文を設定(例:注文価格より30pips上の価格)しておけば、その価格に達した瞬間に決済(利益確定)されるイメージです。
「買いエントリーに対しての利益確定」は、売るということです(エントリーと逆側の注文が決済)。
つまり、「上昇したら売る(決済する)」という注文を入れることになり、これが利益確定としての指値注文になります。
XMの取引において、利益確定は勝ちを決定する注文のため、非常に重要です。
エントリー段階で、必ず利益確定を設定しておきましょう!
新規注文での指値注文
もう1つは、新規注文での指値注文です。
これは、まだポジションを持っていない状態で、以下のようなエントリーの予約をすることを言います。
- もし価格がここまで上がったら、売りエントリー(の予約)
- もし価格がここまで下がったら、買いエントリー(の予約)
新規注文での指値注文は、XMでの取引に少し慣れた段階で使うようにするとよいでしょう。
「ここまで上がったら、さすがにそろそろ下がるだろう」という局面や、レートが上がったり下がったりを繰り返すレンジ相場で使うと効果的な注文方法ですよ!
注文方法③逆指値注文
では、XMの6種類の注文方法の続きに戻りましょう。
3つ目の注文方法は、逆指値(ぎゃくさしね)注文です。
逆指値注文は、現在より不利なレートで行う予約注文のことを言います。
現在より不利なレートって、どういうこと?
というお声が再び聞こえてきそうですね…
「現在より不利なレートでの注文」とは、以下の通りです。
- 現在よりレートが上がれば買う
- 現在よりレートが下がれば売る
FX相場は、上がったり下がったりを繰り返しているので、「上がった後は下がる確率が高い(=有利)だろう」という考え方があります。
そんな中、「上がった後に、さらに上がるという確率は低い(=不利)だろう」「下がった後に、もっと下がる確率は低い(=不利)だろう」というわけです。
逆指値注文はその名の通り、指値注文とは真逆の注文方法と言えますね。
逆指値注文にも、「損切りでの逆指値注文」と「新規注文での逆指値注文」の2パターンがあるので、簡単に見ておきましょう!
- ポジションを持っているときの逆指値注文(損切りの予約)
- ポジションを持っていないときの逆指値注文(新規注文の予約)
損切りでの逆指値注文
まずは、「損切り」としての逆指値注文です。
XMで取引する際には、この指値注文も必ず覚えておきましょう!超重要な注文方法です。
例えば、成行注文で普通に買いエントリーしたものの、逆行してしまったとします。
ここで、損切りの逆指値注文を設定(例:注文価格より30pips下の価格)しておけば、その価格に達した瞬間に売り決済(損切り)されるイメージです。
つまり、「下落したら売る(決済する)」という注文を入れることになり、これが損切りとしての逆指値注文となります。
XMの取引において、損切り設定しておくことは、資金を守るうえで非常に重要です。
エントリー段階で、必ず損切り設定(逆指値注文)しておきましょう!
新規注文での指値注文
もう1つは、新規注文での逆指値注文です。
これは、まだポジションを持っていない状態で、以下のようなエントリーの予約をすることを言います。
- もし価格がここまで上がったら、買いエントリー(の予約)
- もし価格がここまで下がったら、売りエントリー(の予約)
新規注文での逆指値注文は、少し難易度が高め。XM初心者は、無理に使う必要はないでしょう。
「これだけ上がっても、まだ上がり続けるだろう」と考えられる強いトレンド相場において、新規注文の逆指値注文は有効な注文方法となります。
注文方法④OCO注文
4つ目の注文方法は、OCO注文です。
OCO注文は、すでにポジションを持っている状態で、利益確定(指値注文)と損切り(逆指値注文)の両方を予約する注文方法を言います。
エントリーした瞬間には利益確定・損切り設定はしていなかったものの、「やっぱり利益確定と損切り設定はしておこう」というときに使う注文方法がOCO注文です。
XM初心者は、基本的には以下のどちらかで取引するのがよいでしょう。
- エントリーと同時に指値注文(利益確定)・逆指値注文(損切り)を入れる
- エントリー直後にOCO注文で利益確定・損切りを入れる
いずれにしても、特に損切り設定はXMでの取引で必須です。
XMでエントリーしたときには必ず損切り設定する、と覚えておきましょう!
注文方法⑤IFD注文
5つ目の注文方法は、IFD注文です。
先に言っておくと、IFD注文はあまり実用的ではないので、覚えなくてOKです(笑)。
「XMにはIFD注文という注文方法もあるんだ」という程度で問題ありません。
IFD注文とは、「新規注文+利益確定(指値注文)」もしくは「新規注文+損切り(逆指値注文)」を予約する注文方法です。
ただし、利益確定か損切りのどちらか一方しか予約できないので不便。
実際には、あまり使わないので、この注文方法は軽く流してください。
注文方法⑥IFO注文
6つ目の注文方法は、IFO注文です。
IFO注文は、「新規注文+利益確定(指値注文)+損切り(逆指値注文)」の3つを同時に予約する注文方法となります。
先ほどのIFD注文と違って、利益確定&損切りを同時に予約できるため、こちらの注文方法のほうが実用的と言えるでしょう。
「ここまで価格が上がったら、そろそろ下がるだろうから売りエントリーを予約しておきたい。そのときの利益確定・損切り設定もしておきたい。」
「ここまで価格が下がったら買いたいなぁ、利益確定・損切り設定の予約もしておこう」
IFO注文は、上記のような感じで、予約注文としての役割があります。
仕事中でチャートは見られないけど、新規注文・利益確定・損切りを3つセットで予約しておきたいときに活躍する注文方法が、IFO注文です。
とは言え、XMに慣れるまでは、普通に「成行注文+指値注文(利益確定)+逆指値注文(損切り)」か「成行注文+OCO注文(利益確定+損切り)」を軸に取引すればよいでしょう。
IFD注文は、徐々に覚えていけば大丈夫ですよ!
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XMの注文方法をMT4画面で解説!
では、XMの注文方法(操作方法)をMT4画面で見ていきましょう!
注文方法としては実際に使わないIFD注文を除いた、5つの注文方法のやり方を画像で解説しますね。
まずは、MT4の「新規注文」をクリックしてください。
すべての注文方法は、この画面で行います。
①成行注文のやり方・取引方法
- 通貨ペアを選択
- 取引ロット数を入力
- 「成行売り」か「成行買い」をクリック
「成行売り」か「成行買い」をクリックした瞬間にエントリーされるので、注文操作は慎重に行いましょう!
成行注文は特に迷うことなく、とても簡単な注文方法だと思います。
②指値注文のやり方・取引方法
2つ目の注文方法の指値注文は、ポジションを持っているときの利益確定と、ポジションを持っていないときの新規注文予約の2パターンあります。
利益確定としての指値注文
ポジションを持っている場合の指値注文(利益確定の予約)の設定方法は、ポジション一覧より「決済逆指値」か「決済指値」のレート部分をダブルクリックしてください。
すると下画像のように、注文を修正する画面が出てくるので、「決済指値」に利益確定したいレートを入力します。
決済指値を入力後に変更ボタンをクリックすれば、指値注文、つまり利益確定の設定は完了です。
新規注文での指値注文
ポジションを持っておらず、指値注文で新規注文予約をしたい場合は、MT4上部の「新規注文」をクリック。
- 通貨ペアを選択
- 取引ロット数を入力
- 「決済指値」に利益確定レートを入力
- 「成行売り」か「成行買い」をクリック
ここでご注意頂きたいのが、決済指値が現在レートより高いか低いかによって、「成行売り」か「成行買い」なのかが変わってくる点です。
- 決済指値が現在レートより高い場合:成行売り
- 決済指値が現在レートより低い場合:成行買い
上記のようにしかエントリーできないので注意しましょう。
指値注文とは、「現在より有利なレートでの予約注文」であり、上がったら売り・下がったら買いという考え方に基づいているからです。
③逆指値注文のやり方・取引方法
3つ目の注文方法の逆指値注文は、ポジションを持っているときの損切りと、ポジションを持っていないときの新規注文予約の2パターンあります。
損切りとしての逆指値注文
ポジションを持っている場合の逆指値注文(損切りの予約)の設定方法は、ポジション一覧より「決済逆指値」か「決済指値」のレート部分をダブルクリックしてください。
すると下画像のように、注文を修正する画面が出てくるので、「逆決済指値」に損切りしたいレートを入力します。
逆決済指値を入力後に変更ボタンをクリックすれば、逆指値注文、つまり損切り設定は完了です!
新規注文での指値注文
ポジションを持っておらず、新規に逆指値注文の予約をしたい場合は、MT4上部の「新規注文」をクリック。
- 通貨ペアを選択
- 取引ロット数を入力
- 「決済逆指値」に損切りレートを入力
- 「成行売り」か「成行買い」をクリック
- 決済指値が現在レートより高い場合:成行買い
- 決済指値が現在レートより低い場合:成行売り
上記のようにしかエントリーできないので注意しましょう。
逆指値注文とは、「現在より不利なレートでの予約注文」であり、上がったら買い・下がったら売りという考え方に基づいているからです。
④OCO注文のやり方・取引方法
OCO注文は、すでに保有しているポジションに対して、利益確定(指値)と損切り(逆指値)を両方設定する注文方法となります。
MT4下部のポジション一覧より、「決済逆指値」か「決済指値」のレート部分をダブルクリックしましょう!
「決済逆指値」に損切りレートを、「決済指値」に利益確定レートを入力し、変更ボタンをクリックすれば、利益確定と損切りが同時に設定されます。
以上がOCO注文の注文方法です。
特に「OCO注文」というボタンがあるわけではなく、普通に利益確定・損切りを両方設定するだけなので、意外と簡単に感じたのではないでしょうか?
⑤IFO注文のやり方・取引方法
IFO注文は、簡単に言ってしまえば、OCO注文の新規予約バージョンです。
OCO注文は、すでに保有しているポジションに対して利益確定・損切りを設定する注文方法。
一方、IFO注文は、まだポジションを保有していない状態で、これからの新規注文において、利益確定・損切り設定する予約注文方法となります。
まずはMT4の「新規注文」をクリック。
- 通貨ペアを選択
- 取引ロット数を入力
- 「決済逆指値」に損切りレートを入力
- 「決済指値」に利益確定レートを入力
- 注文種別:「指値注文」を選択
- 注文種別:「Buy」か「Sell」を選択
- 価格:エントリーしたいレートを入力
- 「発注」をクリック
IFO注文をするためには、⑤の注文種別で「指値注文」を選択しましょう。
IFO注文は、あくまで注文の予約なので、発注ボタンをクリックしてもすぐにはエントリーされません。
レートがエントリーしたい価格(⑦)に達したときに、自動エントリーされる仕組みです。
IFO注文は、XMのMT4チャート画面に張り付けない方向きの注文方法と言えるでしょう!
XMでおすすめの注文方法
注文方法は分かったけど、XMで取引するとき、どの注文方法がおすすめなの?
とお感じの方もいるかと思います。
結論から言うと、XMで取引する場合のおすすめの注文方法は、以下の2パターンのいずれかになります。
- 「成行注文」+「指値注文」+「逆指値注文」
- 「成行注文」+「OCO注文」
上記のいずれにしても、注文と同時に利益確定・損切りを設定しましょう!ということです。
新規注文する際には、必ず利益確定と損切り設定をすることをおすすめします。
FX相場は、いつ急変するか分かりませんからね、特に損切り設定は必須です。
また、XMのトレードで順行した際に勝ちを確定させるためには、利益確定も入れておいたほうがよいでしょう。
ここで、XMの注文方法に関して、疑問・不安が生じた方もいるかと思います。
「いつ利益確定・損切りをするべきなの?」
「利益確定・損切りのタイミングや判断基準は?」
XMの注文方法の中でも、利益確定・損切り設定は超重要テーマです。
この悩みを解消すべく、ここからは、XMでおすすめの利益確定・損切り方法(利益確定・損切りのタイミング)を見ていきましょう!
XMでおすすめの利益確定・損切り設定方法【タイミング】
XMでおすすめの利益確定・損切り設定(指値注文・逆指値注文)方法はズバリ、下記の5つです!
- 許容損失額で決める方法
- pips数で決める方法
- ポジション保有時間で決める方法
- 取引時間帯で決める方法
- テクニカル分析で決める方法
XMで取引する際には、感覚的なものではなく、明確な基準をもって利益確定・損切り設定することをおすすめします。
上記の5つの方法は、いずれも客観的に判断できる方法ばかりなので、利益確定・損切りのタイミングで迷うことがなくなるはずです。
では、XMでの利益確定・損切りのおすすめのタイミングについて見ていきましょう!
おすすめ①許容損失額で決める方法
1つ目は損切り限定になりますが、許容損失額で決める方法です。
許容損失額とは、平たく言えば「このぐらいの損失額までなら、精神的にも動揺せず耐えられる金額」ということ。
まず、メンタル的なショックなく我慢できる損失額が、どのくらいかを把握することが重要になります。
許容損失額は個人差がありますが、一般的には「総資金の2%〜5%程度の損失」までを許容損失額とすることが多いです。
例えば、XMでの取引資金が10万円あったら、1回の取引で負けてもいいのは、2,000円〜5,000円程度ということになります。
これ以上の損失額になると、精神的に落ち込む方も多いのではないでしょうか?
仮に許容損失額を5,000円とすると、ロット数に応じて、損切り設定は以下のようになりますね。
- 0.01ロットだったら、500pips逆行した価格に損切り設定
- 0.1ロットだったら、50pips逆行した価格に損切り設定
- 0.5ロットだったら、10pips逆行した価格に損切り設定
XMはハイレバレッジ取引が可能なので、つい勝ったときの期待感で、無理なロット数でエントリーしがちです。
しかし、FX取引は守りが何より重要。
勝ったときの利益より、負けたときの損失額を想定し、許容損失額に収まるようなpips数で損切り設定するのがよいでしょう!
おすすめ②pips数で決める方法
2つ目は、利益確定・損切りを単純にpips数で決める方法です。
例えば、「30pips地点に利益確定・損切り設定する」といった具合に、割り切ってpips数で決定してしまうイメージとなります。
タイミングを探る必要もなくシンプルな方法なので、XM初心者に向いているでしょう!
pips数で利益確定・損切りを決める際におすすめしたいルールは、下記の通りです。
- 利益確定・損切りのpips数は同じにする
- 利益確定・損切りのpips数は20~30pipsで固定する
FX相場において、20〜30pipsも動けば、その方向へトレンドが発生している可能性があります。
例えば、売りエントリーしているのに30pipsも上昇すれば、エントリーは失敗だった可能性が高いです。
逆方向へトレンド発生を考え、早めに負けを受け入れる(損切りする)ほうがよいでしょう。
すでに30pipsも逆行していれば、どんどん逆行が大きくなるリスクがあります。FXでは、損失を最小限に抑えることも重要です。
また、逆に20〜30pips順行した場合は、トレンドがいったん止まる可能性があります。ひとまず利益確定して、勝ちを確定するのがよいでしょう。
見切りをつけるタイミングとして、「エントリーから20〜30pips地点」は、結構よいポイントになりやすいので、利益確定・損切りの目安としておすすめしたいですね。
ただし、ボラティリティの大きなゴールドに関しては、50pips程度を目安にするのがよいでしょう。
おすすめ③ポジション保有時間で決める方法
3つ目は、ポジション保有時間で決める方法です。
XMで取引する際、ポジションの保有時間を意識している方は少ないと思います。
しかし、例えば短めのデイトレードの場合、エントリーから5時間以上も経過していたら、すでにエントリー時から状況が変わっている可能性が高いです。
状況・根拠が変わっている状態でポジションを持ったままだと、高い勝率は期待できないでしょう。
取引手法に応じて、下記のような保有時間を利益確定・損切りの目安にするのがおすすめです。
- スキャルピング:30分~1時間
- 短めのデイトレード:5時間~6時間
- 長めのデイトレード:10時間程度
短めのデイトレード手法であれば、5時間保有した時点で、利益確定もしくは損切りをして仕切り直すイメージとなります。
最新の相場状況で仕切り直しをしたい方に、非常におすすめの方法ですよ!
これはだいたいの傾向ですが、5時間も保有してずっと含み損を抱えた状態の場合、そのまま損失が膨らむことも多くなります。
長期的に見れば、意地を張らずスパッと損切りして次のトレードに臨んだほうが、効率的なトレードをしやすくなるでしょう。
おすすめ④取引時間帯で判断する方法
4つ目の方法は、取引時間帯で判断する方法です。
FXの取引時間帯は、大きく分けると以下の3つに分けられます(世界3大市場)。
- 東京市場:9時~15時
- ロンドン市場:15時~2時
- ニューヨーク市場:21時~5時
利益確定・損切りのタイミングでおすすめしたいのが、「次の市場に入る直前」。
例えば、東京市場でポジションを保有していたら、次のロンドン市場が開始する直前(2時半ごろ)に利益確定・損切りするイメージです。
新しい市場が開場したら、相場の流れがどのように変わるか分かりません。その前に利益確定・損切りしておこうという考え方です。
ロンドン市場が始まった瞬間に、トレンド相場が反転する、なんてこともFXではよくあります。
新しい市場が開場する直前に、ひとまず利益確定しておく、もしくは損失が増えないように損切りすることで、相場急変のリスクを軽減できるでしょう!
おすすめ⑤テクニカル分析で決める方法
5つ目の方法は、テクニカル分析(インジケーターの状態)で決める方法です。
例えば、テクニカル分析でトレンドだと判断してエントリーした後、しばらくして、インジケーターがトレンドの終焉を示し始めたとします。
この場合、トレンドの根拠自体が崩れている状況なので、早めに利益確定・損切りして撤退するという考え方です。
「トレンドの発生」と「トレンドの終焉(レンジ相場)」を示唆するテクニカル分析(インジケーターの状態)は、下記をご参考ください!
- 移動平均線に傾きが出てくる
- 移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロス
- 移動平均線のパーフェクトオーダー
- ロウソク足が一目均衡表の雲を突き抜ける
- ボリンジャバンドのエクスパンション(拡張)
- RSI70以上・RSI30以下になる
- 移動平均線に傾きがなくなる(水平)
- 移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスが終わる
- 移動平均線のパーフェクトオーダーが崩れる
- ロウソク足が一目均衡表の雲の中に入る
- ボリンジャバンドのスクイーズ(収縮)
- RSI30以上70以下の間で推移
例えば、移動平均線のゴールデンクロス(短期線が長期線を上抜け)で買いエントリーしたとしましょう。
この場合、利益確定・損切り設定は、ゴールデンクロスが崩れた地点ということになります。
エントリーしたときの根拠が崩れてしまった以上、早めに決済して利益確定・損切りしてしまうイメージです。
この方法は、XMの取引において「利益を減らしたくない・損失を増やしたくないので早めに決断したい」という方に向いているでしょう!
インジケーターの設定方法
インジケーターをチャートに表示させる方法は2つあります。
まず1つ目は、メニューバーの「ナビゲーター」→「トレンド」→「Moving Average」という順番で設定していきます。
インジケーターをタブルクリックしますと、「Moving Average」の画面が出てきます。Moving Averageの画面の中の「パラメーター」の中にある、期間の数字を変えてきます。
20EMAは移動平均線の期間が20になります。
スタイルで移動平均線の色を変更、移動平均線の太さも変更できますのであなたの好みに合わせて変更してみてください。
ここまでで設定ができましたら「OK」ボタンをクリックします。
そうするとチャートに、Moving Averageが反映されています。
次に2つ目のインディケータの表示のさせ方なんですが、メニューバーの「挿入」→「インディケータ」→「トレンド」→「Moving Average」の順番にクリックして、チャートに移動平均線を表示させることもできます。
Moving Averageをクリックしましたら、「パラメーター」表示が出てきますので期間の設定をお願いします。
以上インディケータの表示方法は2つありますが、あなたが表示させやすい方法でインディケータを表示させてみてください。
移動平均線をさらに使えるようになりたい方は、関連記事「移動平均線が重要!XMでトレンドやシグナルを読み取る方法」で詳しく紹介していますので、チェックしてみてください。
XMでは利益確定・損切りの基準を明確にする
以上、XMにおける利益確定・損切り(指値注文・逆指値注文)のタイミングについて、5つの方法をご紹介しました。
1つ言えることは、XMで取引する際には、利益確定・損切りの基準を明確にしておくことが重要だということです。
感覚的に「そろそろ止まるだろう」とか「だいたいこの辺で利益確定かな」と考えて、アバウトに利益確定・損切り設定するのは避けたほうがよいでしょう。
特に損切りを感覚に任せてしまうと、踏ん切りがつかず、損切りできないまま、ずるずると損失が膨らむことも多いです(負けたくないという人間心理)。
XMでの利益確定・損切り設定は、大事な資金を守るためにも、客観的でブレない基準を1つ持っておくのがよいでしょう!
XMの注文方法についてよくある質問
まとめ
XMの注文方法は、以下の6種類あります。
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- OCO注文
- IFD注文
- IFO注文
上記の注文方法の中でも、特に重要なのは指値注文と逆指値注文です。
成行注文でエントリーするときに、指値注文(利益確定)と逆指値注文(損切り)を同時に設定する、という注文方法をおすすめします。
XMで取引する際は、相場が急変する可能性もあるので、利益確定と損切りの設定は必ず行うようにしましょう!
XMで利益確定・損切りのタイミングを決める方法は、下記がおすすめです。
益確定・損切りのタイミングを決める方法
- 許容損失額で決める方法
- pips数で決める方法
- ポジション保有時間で決める方法
- 時間帯で決める方法
- テクニカル分析で決める方法
XMは、ハイレバ取引で利益・損失も大きくなりがちなので、客観的に利益確定・損切りできる基準を持っておいたほうがよいでしょう!
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